12/23 19:00 UP! 地獄でなぜ悪い楓(カエデ)(30歳)
今年の紅白歌合戦で「地獄でなぜ悪い」が選ばれましたね。
この曲、僕が星野源さんを好きになるきっかけになった曲でもあります。
確か以前に誰かとカラオケキャスで歌った記憶があるんだけど…覚えている人いるかな?探してみてね。
で、この曲の歌詞はじっくり聴いていると本当に奥深いんですよね。
一見、挑発的で力強いタイトルだけどその裏には「どんなに辛くても、割り切って自分の人生を生き抜く強さ」が込められている気がします。
歌詞の中で描かれている「地獄」は僕たちがそれぞれの日常で感じる辛さや苦しさの象徴なんじゃないかと思うんです。
仕事、恋愛、人間関係…。誰にでも「もう嫌だ」「逃げ出したい」って思う瞬間がありますよね。
でも、星野源さんの歌はその「地獄」に立ち向かう覚悟を歌っているように感じます。
「地獄だとして、なぜそれが悪い?」
誰かにとっては地獄に見える場所でもそこが自分にとって必要なものならそれでいいじゃないか。
辛い場所にいることを恥じる必要なんてない。
むしろ、その地獄の中でどう生きるかが大切なんだ、そんなメッセージを感じます。
「地獄でなぜ悪い」という歌詞には、生きることに対する覚悟や開き直りの強さがありますよね。
それは決してネガティブなものではなく、むしろ「どんな状況でも、自分の人生を選び取る」前向きさを感じます。
地獄を生き抜くためのマインドです。
ただ僕自身もですが、地獄を生き抜く中でふと日常の辛さから逃げたいと思うかもしれないし、ただ誰かと触れ合う時間がほしい。好きな人と一緒にいる時間がほしい...と思うときもあるでしょう。
辛いときや苦しいとき「ここで少し休んで、また頑張ろう」と思える場所があるだけで人は前に進む力を持てる。
それを恥じる必要なんてないし、誰に何を言われても自分の人生は自分で選んでいい。
「地獄でなぜ悪い」
むしろ、その地獄の中で見つけた小さな幸せこそが本当に大切なものなんじゃないかな。
みなさんがそれぞれの地獄を進んでいる中、僕も同じ地獄で待っています。
お互い頑張ろうぜ!!