08/13 01:36 UP! 国語の教科書から学ぶこと湫(シュウ)(29歳)
こんばんは!湫です!
休みだったので、家の掃除をしていたら
中学生時代の教科書が出てきて
「まだ残していたのか」と懐かしみながら
おもむろに国語の教科書を見たんです。
そんな教科書でたまたま目に入った
物語について今日は書いていこうと思います。
内容を一部抜粋して書きます。
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主人公が京都にある着物屋さんに行った時のこと。
Sさんという着物を染めている女性と会う。
その女性からとても美しい淡いようで、でも力強さを内に秘めていて、鮮やかなんだけど深く落ち着いたピンク色の着物を見せてもらい、主人公は瞳が吸い込まれるように釘付けになる。
主人公が問う。
「これはなにで染めているんだい?」
Sさんが答える。
「桜です」
主人公は素人目線な考えで安易に
「桜とは桜の花びらを煮詰めてつけた」桜色だと思ってボソッと「桜の花びらで…」と呟く。
Sさんはすかさず
「いいえ。桜の木の皮からです。」と答える。
主人公は驚く。
Sさんは続けてこう伝える。
「桜の木の皮も一年中どんなタイミングでもこの色が出るわけではなく、春先の桜が咲く直前の木の皮を取り、煮詰めて色をつけるとこの色が出るんです。」
主人公は自分の常識を覆される。
桜の木は「桜の花びら」だけがピンクなのではなく「木の幹」も「樹皮」も「樹液」までもが春に向けて懸命にピンク色になろうとしていたのか。
僕が見ていた桜は本来の姿ではなかったのか。と
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この話をみて僕は中学生の教科書に
この主人公と同じぐらい釘付けになりました。
桜の木の「さくら」の部分を見ているだけでは、桜の木の「皮」までピンク色だということには気付かない。
それは人も同じではないだろうか。
人を見た目で判断したり、一方的な意見や話を聞くだけでは、本質的な部分を見る事はできないが誰かに教えてもらったり、もう一つの話を聞いたり、内面を知ることで多方面な見方ができ、知らなかった情報や偽りの情報を精査し、正しいものだけを捉えることが出来る。
内容は一部抜粋してあり少し内容も違っているかもしれません。
またこの話は「言葉の力」という話で
本来の捉え方とは違うのですが、
この物語同様に、多方面からみた見解を
書いてみました。
中学生でも習うはずのこと。
ディズニーの「美女と野獣」の冒頭でも習うこと。
「人を見かけで判断してはならない。」
大人になった僕達ももう一度振り返って
考え直すことが大切なのだと思いました。