08/09 20:42 UP! 【「もう分かっている」にしない】一樹(イツキ)(48歳)
この世界に足を踏み入れた約2年前、とある先輩に出逢いました。
当時、その方はすでに3040からの卒業を発表されていました。
この世界では異例とも思える、退店3ヶ月以上前の卒業宣言。
本指名(リピーター)様との最後の時間を、できる限り一人残らず設けるため。
そのための早期卒業宣言だったと、私は認識しています。
年齢は私より一回り以上年下。
それでも、年齢差を感じさせない人間力と、自分の考えをしっかり持った方でした。
時に「不器用」とも思えるほど真っ直ぐで、献身的。
その姿勢はかなり衝撃的で、強く惹かれたことを覚えています。
正直、その方のすべてを真似できるとは到底思えません。
でも、今の私がセラピストとして大切にしていることの一つは、確実にその方の影響を受けています。
それが、 一人でも多くの本指名様との時間を大切にすること。
もちろん、「最初の一度目」を選んでくださる方がいなければ、その先の関係もありません。
初めての時間も、その後の時間も、どちらも大切です。
ただ、私は、はじめましての一回だけで、その人に十分向き合えるとは思っていません。
初回で分かることもある。
でも、二度目だから分かることもある。
何度か会う中で、 前より話せることが増えたり、
以前は言えなかった希望を伝えられるようになったり、
その日の気分や状態の違いが少しずつ分かるようになったりする。
そうやって関係は積み重なっていくものだと思っています。
だからこそ、何度会っていても、
「いつもの方だから」で済ませたくありません。
前回と同じとは限らない。
その日の気分も、状態も、求めていることも変わる。
相性もあるし、私にできないこともあります。
すべての要望や期待に応えられるわけでもありません。
それでも、
時間とお金を使って逢いに来てくださったことを、当たり前にはしたくない。
毎回、改めてその人に向き合う。
それが、私の考える 「本指名様との時間を大切にする」 ということ。
その先輩が、言葉だけではなく行動で見せてくれた姿。
デビューから1年10ヶ月経つ今でも、私のセラピスト活動の指針の一つになっています。
リピートしてくださっている方に、
毎回同じ気持ちで向き合えているか。
「もう分かっている人」として扱っていないか。
それを、自分への問いとして持ち続けるようにしています。
03-5579-9383